ヘルシンキとタリン間 フェリーの旅 [旅]
フィンランドのヘルシンキと、エストニアのタリンは、フェリー2時間の旅で行き来することができます。
タリンク&シリヤラインという船のチケットは、日本からもネットで予約・購入できます。
https://www.tallinksilja.com/ja/japanese
ヘルシンキとタリンを結ぶのは「スター号 STAR」です。
I. ネットで予約してから、乗船まで
1. 予約確認書 Booking Confirmationの入手
ネットで予約すると、QRコード付きの予約確認書がPDFで、メールで送られてきます。
これは予約確認書(Booking Confirmation)で、搭乗券(Boarding Pass)ではありません。
タリンク&シリヤラインはスマホ用のアプリもあり、予約状況の確認、搭乗券の表示(後述)もでき、とても便利です。
2. 搭乗手続・チェックイン: 搭乗券 Boarding Passの入手
港に行くと、自動チェックイン機が並んでいます。
予約確認書のQRコードをスキャンするか、予約番号を入力すると、チェックイン画面に進みます。
チェックインが済むと、搭乗券が出力されます。
ここで1つ留意点は、ネットで事前にチェックインまで行うと、機械で搭乗券を出力することはできず、スマホアプリによる搭乗券表示になります。
港は無料Wifiが充実していますので、港に来てから出力できないことに気づいて、急いでスマホにアプリをDLする、ということは問題なくできます。
待合室へのゲートは、搭乗券のQRコードを、紙またはスマホアプリの画面で、自動ゲートの読み取り部分にかざせば、進むことができます。
乗船前にもう一度、QRコードをかざす機会があります。
II. 乗船後、どこに座るか?
船にはいくつかのクラスがあり、クラスが上の方は、専用のラウンジやスペースを使えます。
では一番庶民的なクラス(スター・クラス)を選んだ人は、どこに座る?
私は最初、席を探して戸惑いましたが、船内をさまよっているうちに、専用の席というものはなくて、レストランやカフェの空いた席に座るのだ!と悟りました。
料理や飲み物を注文しなければいけないスペースもありますが、ただ座っているだけで良い場所もたくさんあります。外のデッキ席もそうですが、人気なので、あまり空いていません。
乗船フロアにある「パブ・シーポート」というスペースか、外のデッキで過ごす人が多いようです。
船の中には飲食店のほかにも、免税店、充実したスーパー、スロットマシーンコーナーなどがありますので、座らずに楽しんで過ごすこともできます。
荷物を預けるロッカーもあるので、まずはここに荷物を入れて、それから船内をまわって楽しむのも良いかもしれません。
上の階・下の階への移動は、階段のほかにエレベータもあり、便利です。
私はパブ・シーポートでビールを1杯飲んで、そのあとお店をまわって歩き、スロットマシンを1ユーロだけ試して、上のフロアのバーガーキングに行って、バーガーを食べて過ごしました。
ヘルシンキ・タリン間のバルト海は穏やかで、船の揺れはほとんど感じません。
エンジンの音と振動を感じるくらいで、船酔いの心配はなさそうです。
皆さまも良い旅を。
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